石川辰口道院  
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         髙 倉 正 明   
      
      高倉と申します。この度石川県連盟ホームページ移転に伴い
      新たに健康管理ブログ集として専用のページを設けました。
      みんなで健康に気を付けて少林寺拳法共に頑張りましょう。
      改めてお読み頂けますようどうぞ宜しくお願い致します。  合掌                        
   石川県少林寺拳法連盟理事長
  高倉正明
    
健康管理人生訓話ブログ
    

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連番124                             2008.11.19
   健康管理(77)   医食同源

 日本では、昔から病気になるとまず食事を変えたのです。

 つまり病気をしたらくすり(医薬品)を飲むのでなく、日本古来の生活の知
恵としてくすりは、食べ物と考えてきたのです。

 医食同源を実践していたのです。

 世界でも最も健康的で美味しいと言われる日本の伝統食は、私たちの先
祖が何代も何代もかけて人体実験の如く繰り返し食し、作り上げてくれた
恵の結晶
なのです。



 今日、日本の国民の医療費は約30兆円に上がり、なお増大傾
にあるにも関わらず、国民の病気は減る傾向にあるどころか、ま
すます増える一方です。

 新しく最先端の高度な医療が導入されるほど、医療費が高くなっ
ています。

 今までは人命に関係するところだから、経費の増大は仕方がないと
思われていました。

 しかし、21世紀は、経費削減だけでなく、ここで見方や考え方を大
幅に修正する必要が出てきたように考えます。
連番123                             200811.6
   健康管理(76)   ミネラルと健康 11

 微量ミネラルと命とは大きなかかわりがあります。あまりに微量ミネラルが
多いので以後簡単に説明します。

 銅:成長の調節銅は血管の弾力性を出すために大いにかかわりを持っ
ています。銅イオンが不足すると、古びた針金がポキポキ折れるように血管
が固く脆くなってしまいます。

 マンガン:愛情の塩・マンガンは生殖機能の維持に関係があるため「愛
情の塩」とも呼ばれています。不足すると不感症症候群、男性を好まない女
性とか、子供に対する愛情不足で赤ちゃんを可愛がらない。虐待。産み捨て
。これらの現象の一因にもなってるのではないでしょうか?



 ビタミンC製造剤・モリブデンは植物体内でビタミンCを合成すると
き、マンガンや銅とともに必須微量要素です。

 精子をつくるセレン:男性の精子を合成するとき、セレンが活性基
になります。またセレンは癌を抑制する効果もあるといわれています。

 甘い果実ホウ素は植物の中で炭水化物やタンパク質の代謝に関与
しています。砂糖から細胞壁にペクチンを形成する作用にも関係して
ると言われています。

 その他にも、発育の素・ヨウ素。伝染病に強いコバルト。などがあ
ります。
連番122                             2008.10.27
   健康管理(75)  ミネラルと健康 10

 亜鉛

 性のミネラル・亜鉛(Zn)は、鉄の次に多く含まれているミネラルです。

 人間の体内では、亜鉛の約90%が筋肉と骨に含まれ、濃度の最も高いの
が内分泌腺、とくに生殖腺です。

 亜鉛は情報伝達の因子で、DNAやRNAの合成に非常に重要な役割を持
っているようです。細胞分裂に常に関与しています。

 インシュリンがすい臓のランゲルハンス島で合成されるとき、亜鉛とクロ
が活性基になります。

 亜鉛の多い小豆や金時豆でアンコを作るのは、理由のあることなのでし
た。



 亜鉛は性のミネラルとも言われています。

 男性の精液一部は前立腺から分泌されますが、このときの精液の
合成に亜鉛が非常に関与
しています。

 亜鉛は、免疫機能にも重要な役割を果たしています。

 また、出産直後の女性は、最初に黄色みがかった母乳を出します
が、その中には亜鉛が通常の20倍近く、胴も18倍くらい入っていま
す。

 赤ちゃんが病原菌に侵される率はものすごく高いので、それに対
して、自然が備えてくれているのですね。

 自然はまさにダーマそのものです。
連番121                             2008.10.20
   健康管理(74)  ミネラルと健康 9

 

 酸素の運搬人・鉄(Fe)は60kgの体重の人で備蓄量はは4.2g、そのう
ちの約4gが血色素(ヘモグロビン)に含まれています

 鉄は酸素と大変結合しやすい元素です。

 私たちは10日や15日食べないでも生きることはできます。ところが呼吸を
わずか5分間止めると人はほとんど死んでしまいます。

 脳が一番最初に死的状態に陥ってしまいます。

 私たちは常に酸素を血液中に送り込んで、エネルギー代謝を行わない
と生きていけません。



 各器官が酸素と栄養を受け取るると、細胞質のミトコンドリアの中で、
ATP(アデノシン3リン酸)という生体エネルギーがつくられて、命の動
きが始められます


 人間にとって大切な鉄は主に作物から供給されます。

 ホウレンソウ、高菜、ケール、大根菜、パセリのような緑色野菜には
鉄分が多く含まれています


 葉の緑は植物の血液です。鉄は土壌から吸収されています。葉の
緑は植物の血液です。

 鉄は土壌から吸収されて作物の緑を作り、私たちの体に入って赤い
血となったのです。

 しかし、銅が1に対して鉄が10の割合で銅と鉄双方を取り入れな
いと造血機能にならないということもわかっています。
連番120                             2008.10.14
   健康管理(73)  ミネラルと健康 8
 
 マグネシウム

 マグネシウムは人間の体内では約50%が骨に含まれています。
マグネシウムは神経バランスや多くの酵素に関係し、とくにタンパク質合成
や糖代謝に欠かすことができません


 近頃、30、40歳代の働き盛りの人たちが、突然心筋梗塞で亡くなるケー
スをよく耳にしますが体内のマグネシウムとカルシウム不足が大きな要因
となっています。

マグネシウムを多く含む物質でも、精製加工するとその中のマグネシウム
は80%~90%も失われます。




 またアルコールや抗生物質、ジキタリスや利尿剤、糖尿病などの代
謝障害もマグネシウムを減らす一因です。

 硫黄

 硫黄はインシュリン、下垂体前葉ホルモン、グルタチオン、その他多く
の酵素に含まれています。

 植物では、メチオニンやシスチンなどの含硫アミノ酸を構成して、タン
パク質を作ります。

 成長を調整するとい言われるチアミンやビオチンなどは硫黄を含むビタ
ミンB群です。
連番119                            2008.10.7
   健康管理(72)  ミネラルと健康 7

 カルシウムの働き

 カルシウムはペクチン酸カルシウムとして植物の細胞を接合する役目を持
っています。 

 動物の体の細胞は、全無機質の70%がカルシウムによって占められてい
ます。

 アルツハイマー病の原因については、アルミニウムが有害であるとの
発表がありました。
 
 細胞膜の正常な機能の維持にカルシウムやマグネシウムが深く関係して
いることから、これらの要素が欠乏すると、体内蓄積されてアルミニウム
を細胞内に呼び込む現象を引き起こすとされます。



 細胞核に入り込んだアルミニウムは神経細胞に必要なアミノ酸とタ
ンパク質の合成を阻害します。

 そのためアルツハイマー型の痴呆症が発生し、また、中脳黒質に侵
入するとパーキンソン病になるとも言われています。

 私たちが野菜からカルシウムをとる場合には、キャベツや白菜、小松
菜などのホウ素とカルシウムを併せて持っているような十字科植物
(油菜科)の野菜を食べるのがよいではなかろうかと思います。

 薬剤に頼るより野菜でカルシウムを補うことを考えるほうが正常な生
き方です。薬剤から補っていると野菜から吸収しにくくなります。
連番118                             2008.10.2
   健康管理(71)  ミネラルと健康 6

 交感神経・副交感神経

 細胞の中にナトリウムイオンが充満して、細胞から出ていく時にエネルギ
ーを放出すると、同時に交感神経によって締める力が働きます。

 その後カリウムイオンが蓄積されて、いっぱいになって出ていく時に、
交感神経の緩める力
が働く。これが心臓が鼓動する理由だそうです。

 そういうわずかのイオンが、私たちの生命を自由に作動させているわけです
が、そのバランスが崩れてナトリウムイオンが多くなって交感神経が強く働
くと、副腎からアドレナリンなどが分泌されて、血圧が高い、肩がこる、怒
りやすい
などの攻撃的で短気になりがちです。



 またカリウムイオンが増えてくると、副交感神経が強く働いてその
末端からアセチルコリンが放出され、逆にリラックスします。

 野菜や果物を多くとる人にとって、塩分は少々多くても心配はいりま
せん。なぜなら腎臓で塩分を排出する力は一日に42gあるからです。

 ナトリウムとカリウムの比率は、海では100:1動物の血液もほ
ぼこれとおなじです


 塩は取りすぎてもいけませんが、とらないほうがいいというような
一方的な言い方もいけないようです。
連番117                             2008.9.22
   健康管理(70)  ミネラルと健康 5

 リンとカルシウム

 リンは生命現象と最も関係が深く、リン脂質、リンタンパク質、ATPなど生
命体のあらゆる部分に存在します。

人間では特にリンの80%はリン酸カルシウムの形で骨と歯に含まれてい
ます。

 人間の血液中ではカルシウム1に対してリンが1という比率でなければ
なません。最近ではレトルト食品や加工食品が巷に氾濫しています。

 ハム、ハンバーガなどは、カルシウムとリンの比率が1:51、ソーセー
ジが1:22、コーラ類は1:13。

 カルシウムが直ちに食べ物で補給できない場合、骨から補給することにな
ります。

 子供の骨にカルシウムが不足すると、単純な行為などでも骨折が多くなり
ます。 また、子供がイライラ型の神経質で怒りっぽくなります。


カリウムとナトリウム

 人間のカラダでは、交感神経は求心性で締める働きがあり、副交感
神経は緩める働きを持っています。

 交感神経と副交感神経の作用には、ナトリウムとカリウムが大いに
関係しています。

 細胞の中にナトリウムイオンが充満して、細胞から出て行く時にエネ
ルギーを放出すると、同時に交感神経によって締める働きが働きます。

 そのあとカリウムイオンが蓄積されて、いっぱいになって出ていく時
副交感神経の緩める力が働く。これが心臓が鼓動する理由です。

 そういうわずかのイオンが、私たちの生命を自由に作動させている
わけですが、そのバランスが崩れてナトリウムイオンが多くなって交
感神経が強く働くと、副腎からアドレナリンなどが分泌治されて、血圧
が高い、肩がこる、怒りやすいなど攻撃的で短期になりがちです。

 また、カリウムイオンがが増えてきますと、副交感神経が強く働いて
その末端からアセチルコインが放出され、逆にリラックスします。
連番116                             2008.9.16
   健康管理(69)  ミネラルと健康 4

 私たちが栄養を吸収するためには、まず食べ物が消化分解されなければ
なりません。その過程は主に酵素によって進行しています。

 口の中ではデンプンなどの炭水化物が唾液の中のアミラーゼという酵素に
よって分解されます。

 タンパク質は十二指腸に入る前に、まず胃の中でペプシンという酵素によ
ってアミノ酸に分解されます。

 食べ物は胃から幽門を通って、十二指腸に入ると、強酸は即座に強アルカリ
に変わります。
 これは、pHが8.2~8.5という強アルカリの胆汁が分泌されるためです。胃の
強酸で生き残った菌は、アルカリで殺菌されることになります。
   



 十二指腸では胆汁と膵液が分泌され、脂肪は膵液中のリパーゼ
いう酵素によって分解されます。

 また胃の中で解けなかった、うどん、米、麦、等のでんぷんは十二
指腸の中で消化されることになります。

残留たんぱくは膵臓から分泌されるトリプシンなどの酵素で分解され、
デンプンはマルターゼという酵素で分解されます。

 繊維質のものは分解されないので次の小腸に入って行き、前半で
大半のものは吸収されます。

 大腸に送られた食物繊維などから酵素や微生物によってビタミンK、
ビタミンB6などが合成され、私たちの健康維持に役立っているようです。
連番115                             2008.9.12
   健康管理(68)   ミネラルと健康 3 

 私たちの血液や体液細胞液のpHは、電解質によって調節されているよ
うです。

 日々の摂取した食べ物が消化、吸収され、エネルギーとして燃焼されると
炭酸ガスと水を放出して、後わずかの灰分が残るようです。

 灰分の中にリン酸、硫黄、塩素が多く残る時は陰イオンが多いので、
素イオン(H+)が増加
しバランスをとります。

このような食べ物酸性食品と言い、体液は酸性に傾きます。

 反対にカリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなど陽イオンが多
くなると水素イオンが減少します。
 


 野菜や果物や海草はアルカリ性食品です。

 苦みのある野菜があります。
 カイワレ大根やホウレンソウには苦いものがあります。青い野菜も苦
いものがあります。

 これは硝酸態窒素というものがたくさん含まれているからです。
硝酸が胃の中に入ると亜硝酸になって、アミンと結合し、ニトロソア
ミンという発がん因子
になります。

 これは正常細胞を破壊して、ガンの潜在的腫瘍細胞をつくってしま
うことになります。

 生野菜で苦いのが体に良いのだと思って食べていたら大変です。長ー
い健康を保つためには気をつけたいものです。
連番114                             2008.9.9
   健康管理(67)   ミネラルと健康 2

 
準主要元素のカルシウム、マグネシウムは骨格を形成し、また体液の
酸アルカリのバランスに関係しています。

 ナトリウムとカリウムはイオンとなって、互いの微妙な電位差で自律神経
をコントロール
していて,臓器の機能を日夜管理しています。

 硫黄硫黄は含硫アミノ酸として、タンパク質の合成に必須な成分です。

 
リンエネルギーの運搬役として、その貯蔵や伝達に不可欠です。

 塩素
塩酸に形をかえ、消化に参与しています。いぞれも電解質としての
機能を体内で発揮します。




 また微量金属(ミネラル)には、細胞中で重要な働きをする核酸
(DNA,RNA)とも
錯体(金属が中心に結合した形の化合物)をつくる
能力があることがわかってきたようです。

 また非金属微量元素の
ホウ素も核酸の構成分と錯対体を形成する
ことがわかってきました。

 これは生命現象の基本である核酸代謝にも微量ミネラルが影響して
いるということです。
 このように、微量ミネラルは酵素の活性基として働くばかりでなく、核
酸代謝にも参与するのですから、
微量金属こそいのちの源、中核的
存在であるのかもしれません

連番113                            200.8.9.5
   健康管理(66)   ミネラルと健康 1

 人間の体を構成している元素は全部で29種類といわれていますが、占め
る量によって大きく3つに分けて考えられます。
 
 主要元素は炭素、水素、酸素、窒素の4元素で、96.6%を占めていま
す。これらは空気と水から由来するもので、燃焼するともとの空気と水に還り
ます。

 主要元素の次に多いものを準主要元素に位置づけますが、これらには、
ルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム硫黄、リン、塩素の7元素

~4%
を占めています。これらのミネラルは土からできた作物と水に由来し、
燃焼すると土に還ります。準主要元素は骨格を形成したり、電解質の形で生
体の恒常性の保持に絶えず反応しています。

 含まれる量の少ない微量ミネラル鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン、
セレン 、コバルト、クロム、ヨウ素、バナジウム、スズ、ケイ素
、などで、全体
0.02%を占めます。これも土や海から由来するもので、食物と水から供給
され、燃焼すると土に還っていきます。生体内の各種酵素を活性化させる働
きがあり、体の機能維持に必要な要素です。

 このように間の体は、空気と水で96,6%、後の4%足らずが土で
できているのです。



 この地球上に生命が誕生することができたのは、水が液体で存在し
ていたからです。

 生命は水を原料にして、空気中の炭酸ガスと太陽エネルギーで、植
物の葉緑素を媒体して合成される炭酸化合物を貯蔵します。

 さらに酸素を呼吸して貯蔵したエネルギーを解放し、細胞内で生体
エネルギー(ATP)をつくって、新たな生命エネルギー源としました。

 ATPは熱エネルギーを細胞分裂のエネルギーや体温維持のエネル
ギー、運動エネルギーなどに自由に変えることができます。


また空気中の窒素が空気中の炭素、酸素や水中の水素、酸素と化合
してアミノ酸となり、タンパク質を合成できたことは高等な生物を出現さ
せ、人間を生む元となりました。

水や空気はあまりにもあふれて存在ですが、それが生命の母体となっ
ているのです。このことに気づきがあれば空気や水の大切さ、感謝の
心も生まれてくるような気がします。
連番112                            2008.8.25
   健康管理(65)    安上がりの損

 その場限り、一時しのぎ、とりあえず、これは現在のあちらこちらで見られる
ことである。
 インスタント時代である。便利快適主義である。 安上がりはあとで取り返し
のつかぬこともある。

 建物の場合でも同じことが言える。土台が悪い。安上がりだが体裁がいい。
素晴らしい家だと思って買う。4,5年が夢の中にすぎる。土台がくるってくる。
せっかくの見かけの良い家も台無しである。基礎をやり直したら倍ほどもかか
ったという人嘆く人が多い。
 即席や安上がりの悔いである。

食欲がない。食べてもまずい。そんなときは、身体のどこかに悪い所ができ
たのである。その場合、まず体のほうを治す。それから何でもおいしく思える
ほどの健康な体を作ること、これが第一である。

 ところが、一時しのぎの薬を飲む。化学調味料でごまかす。おいしい料理で
無理に食べる。酒でごまかす。まさに一時しのぎである。その結果は必ず悪
い。



 毎朝、毎夕、身も心も掃除する。それがやがて無病の健康となる。
癌や動脈硬化や半身不随になってからでは手遅れである。

 食欲がない、変だと思う。これは自分の生き方の誤りを教えられて
いるのである。運動が足りない。心が暗い。不安定だ。考え方がくるっ
ていると教えられているのである。

 それらを、ごまかす。無理にうまいものを詰め込む。酒で一時しのぎを
する。これは将来の大病をつくっていることになる。

 少し前から、三白追放ということがしきりに言われている。三白とは
白米、白砂糖、化学調味料(白い粉)のこと。これらはそのば限りの
うまさである。結果は害を生む。

 本当の健康はごまかしをやめる訓練である。あまり手をかけないでも
おいしく食べられる胃腸の強さ、これが本当の健康である。
と常岡一郎氏は説く。
連番111                             2008.8.18
   健康管理(64)  西式健康法 No6
 
 西式健康法続きで今回最終回、6大法則の5回目(左右揺振)

⑥左右揺振

 左右の神経を整えるのに、最も適しているのは左右揺振です。この運動は
西式健康法の大眼目であり、力学、科学、心理学が加味された素晴らしい
療法の一つです。
 一説には、この運動法を行えば、金魚運動、毛管運動を合わせて行ったよ
り高い効果が得られるという人もおられます。
 本運動に入る前に準備運動を行います。準備運動は、頚椎7番の神経の
圧迫を取り除くためなのです。

 ≪準備運動≫
1、両肩を同時に上下する。10回。   2、右に頭を傾ける。10回
3、左に頭を傾けることを10回する。  4、前方に頭を傾けること10回。
5、後方に傾けること、10回。      6、右後ろ顔を回すこと、10回。
7、顔を左後ろに回すこと、10回。  
8、両腕を左右水平に伸ばし、頭を右と左へ一回ずつ回す。
9、両腕を垂直に上げ、頭を右と左に一回ずつ回す。
10、上げた両手を上にあげたまま、拇指を内側にして強く握りそのまま肘が
   直角になるように腕が水平に位置まで落とす。
11、10の状態鵜のまま、腕を引けるだけ引き、同時に頭を後ろに反らし、顎
   を上に突き上げる



以上の準備運動で約一分間終えること。この準備運度だけで肩や首
のこりや目の疲れ、のどの痛み、鼻詰まりなどが良くなる。

≪本運動≫

1、準備運動が終わると、力を抜いて掌を上にして膝の上に載せる。
2、両ひざは、出来れば正座をし、膝間は少し開き、腰骨を立てる。
  顎を引き鼻と臍が相対し、耳と肩が相対する姿勢となる。
3、体を右、左と交互に倒す。左右に倒した時に、下腹部の中心へ軽く
  力を入れ、体が中心に戻った時に力を抜く。但し、呼吸とは関係な
  し。
4、1往復を一回と数えて、一分間に50回~55回行えばよい。
  しかし、回数にこだわって姿勢が崩れないように注意。最初は200
  回でも300回、次第に10分間で500回できるように努力する。
5、最初は、掌を上に向けて膝の上に置き、腕の力を抜きます。
  それで慣れれば掌を横にして、小指側を膝に軽く起く。
6、頭は上に突き上げるようにし、糸で釣りあげられているように。
7、最初は頭上に意識を持って行き、次第に下げていく。
8、この運動は、尾てい骨が支点となって、体を左右に振ります。
  腰が曲がると仙骨の2、3番に支点が上がります。
9、姿勢を正して、尾てい骨を中心に、頭のてっぺんまでをなるべく一
   直線にする。
連番110                             2008.8.14
   健康管理(63)   西式健康法 No5

 西式健康法続き、6大法則の4回目(合掌合蹠)

⑤合掌合蹠

 合掌は両掌を合わせること、合蹠は両足を合わせることです。あおむけに
なって合わせた手足を動かしながら、主に体液のアルカリと酸の中和、左右
の神経のバランス回復をはかります。
 合掌合蹠が特に効果的なのは、婦人病、肝臓病、腎臓病、痔などです。

 方法
1、毛管運動を1分間します。
2、皮をはめます。(運動中に足裏が離れないようにするため)


3、あおむけに寝て合掌します。 
 両手の5指を等間隔に開いて指頭を合わせ、両腕を一直線にして肘か
 ら互いに押し合い力を抜くことを交互に5~6回します。
 両手の5指を押しあったまま親指と小指の方向に、交互にゆっくりと、
 両腕を軸にして腕全体を十分にまわっします。この回転運動を5、6回
 行った後、合掌し、指先は頭のほうにむけます。

4、手・足の屈伸運動
 合蹠した足を、平床上の中線に沿って滑るようにまっすぐ曲げ伸ばしし
 ます。運動中に床面から小指側・踵が離れないようになるところが滑ら
 す距離です。このとき、合掌した手を、頭頂の方向に花に対して水平にな
 るように足の動きに合わせて往復運動(100往復)します。運動中どこか
 に痛みがあるようなら、そこが筋肉の硬直個所です。

5、終了したら手脚を縮めた格好で2~5分静止します。

6、皮をはずして毛管運動を1分間します。
                                   連番109 2008.8.7
   健康管理(62)  西式健康法 No4

 西式健康法続き、6大法則の3回目(毛管運動)です。

④毛管運動の効果

 毛細血管の機能を正常にし、静脈管内血液の還流を良くする方法は、裸療法温冷浴などがありますが、毛管運動が運動法としては第一です。
 毛管運動とは正式には、「毛細管発現運動」といい、西式健康法の根本原理の「血液循環の原動力は、毛細血管網にあり」という学説に基礎を置いています。
 人間は直立するようになってから、その血液循環は足のほうは手よりも一分も遅れるので、このために血液は、心臓において攪乱せられて正しい血液循環がができなくなっています。この欠点をなくし、鬱血を防ぎ全身の血液循環を促進させ、グローミューの活動と再生を促し、老衰を防ぐのがこの毛管運動です。
 
 方法

仰向けで寝て、肩枕を頸部に当て、手足をなるべく垂直に高く伸ばして、足裏をできるだけ水平にして指は伸ばします。両足の間隔は肩幅に開き、手と足を微振動します。


 注意と効果
1、腰と背中を伸ばし、ヒップを上げないように行います。
2、硬枕をして顎の出る人は、後頭部に当てると顎が引けます。
3、血液製造のために大腿部と上腕部を振動させます。
4、膝裏の薔薇脈を振動させると若返るといわれます。そのためには、
  床面から膝を伸ばしたままに挙げるとよく伸びます。
5、足を垂直に挙げても膝が曲がっているようだと効果が少ないので、
  できるだけ伸ばすことが大切です。
6、病弱者は朝夕1,2分間の毛管運動では足りないので、時間や回数を増
  やすこと。
7、胃の悪い人は人差し指を伸ばし、なるべく力を抜きます。手首に意識を
  持っていきます。
  腎臓の悪い人は中指を伸ばし、肘の外側に意識を持っていきます。
  心臓の悪い人は腕の付け根の前側を力を抜いて振ります。胸椎の2番
  3番に意識を置きます。
8、普通は金魚運動の後に毛管運動を行います。消化器障害の人はその
  ままでよろしいが、循環器障害の人は、毛管運動の後に金魚運動を行
  います。
 
                                    連番108 2008.8.4
   健康管理(61)  西式健康法 No3

 西式健康法続きです。6大法則の2回目です。

③金魚運動の効果

 この療法は脊柱の左右の副脱臼を治すと共に、胃腸の働きを活発にする作用があるようです。もともと我々の腸は、大食したり減食したり、固いものを食べたりして、あるところでは萎縮し、またあるところでは伸びきったりします。こうした
腸の太さを整えるのが、この金魚運動の目的です。

 したがってこの方法を頻繁に実行していれば便
秘に苦しむことがなく、下痢や腹痛もなく、その外長にまつわるトラブルがないようです、またあったとしてもきわめて軽傷ですみ、金魚運動で治るようです。

 脊柱が左右に副脱臼しているということは、左右の筋肉にも異常がある証拠でありまして、たとえば胸椎の5,6,7番が右へ湾曲しているということは、脊柱の右側の筋肉が硬直しているということです。したがって左側の筋肉は弛緩しているということになります

 金魚運動はこうした
筋肉の硬直、弛緩も生理的に治癒します。




 ≪実施方法≫

 まず仰向けに寝て体をなるべく一直線に伸ばし、足先を膝の方向に直角以上曲げて両踵面を平面上にあるようにし、両手を組んで頚椎の4番5番あたりに当てます。
 この場合両肘は十分張って開き、床上に安定します。

 また組んだ両手の指は、床上に触れるか触れない程度にします。この姿勢ができると肩と腰を反対の方向に動かし(したがって足と肩が同じ方向になります)魚の泳ぐ真似をすばやく行います。

 なおこの場合つま先を十分膝の方向に引き寄せると、踵は床上から離れるのが普通です。最初はうまくいきにくいですが、なれると本当の金魚運動になります。

 肘を左右に十分張ったときに、たとえば右側の床上に肘の付かない人は右の神経痛か、右側の胸部に異常のある人です。左側も同じであり、こうした疾患のあるも金魚運動を熱心に実行することによって、治癒されるそうです。
                                     連番107 2008.7.30
   健康管理(60)  西式健康法 No2   

 西式健康法の続きです。今回は六大法則についてです。 

①平床

  

  家の柱が傾けば壁が落ち、戸、障子は動かなくなります。これでその家が
老朽化ししていることは一目瞭然で、人間でも腰や背中が曲がった人に健康ものが少ないのもこうした原理によるものです。

 脊柱の曲がり方には、前後の曲がりと左右の曲がり(側湾)捻じれ、その他に背中がまっすぐに見えても、個々の骨が曲がっている人(副脱臼または亜脱臼という)があります。そこでその副脱臼を、日常生活を通じていかにして防止するかは、第一に就寝のの時、式布団やマットレスを止めて、なるべく平らで硬い平床を用いることです。

 平床も硬枕も初めて使用する人は、脊柱や頸椎に副脱臼があるため痛かったり、首の周りに違和感がある人がいますが、逆にいえばそんな人こそ必要です。


②硬枕
       
昔から健康のことばとして「頭寒足熱」というのがあります。頭は冷たくし
ておいき、足は常に暖かくしておくことが健康法の一方法です。

 首筋を強く締めると止血して死んでしまいます。そこで硬枕を利用する
と自分の頭の重みによって頭に行く血管が適当に圧迫されますから、
頭に行く血液の循環が非常に良くなります。

 肩が凝ると歯も痛くなります、実はこの肩の神経も頸椎3番4番から出
ているもので、その原因は頚椎が亜脱臼しているからです。したがって
これを治すと両方の障害が治ります。

 それではどんな枕を選べばよいのでしょうか。枕の大きさは本人の
指長さを半径
とした寸法で、丸太を半分にしたようなものが適当です。
丸太を半分にすると、底は小指側の3本を曲げて親指と人差し指を広げ
た長さになります。

これを首の真ん中である頸椎4番を中心に当てて寝ます。この枕を使用
すると、頚椎の副脱臼が治ります。したがって、耳、目、鼻、歯、喉の
病気を未然に防ぎ
、また、こうした箇所の病気が早く治ります。

次回は、六大法則の③金魚運動、④毛管運動です。お楽しみに!
                                     2008.7.21
   健康管理(59)  西式健康法

 西式健康法というのがあります。西式健康法は、西勝造先生が1927年に「医学の革命」として唱えた、現代医学の盲点を指摘したものです。

 この方法は病気を治す方法であると共に、病気にならないためのすばらしい方法です。多くの病気は自然の流れに逆らった結果、そうなってしまいます。病気にならないための生活や方法、心の充実、精神の充実を行っていくようです。

四大原則六大法則というものがありますので、ここに紹介いたします。

西式健康法四大原則

①栄養
 「食は命なり」食べ物は体を内から作ります。栄養をバランスよく摂ることことも大事ですが、過剰な栄養をマイナスに考えることが必要です。

②四肢
 人間は移動建築物と言われ、足は建物の基礎に当たります。基礎が狂うと建てつけが狂うように、足に故障があると、体の様々な所へ影響が表れます。



 また、手や足は、血液循環に大きな関連があり、毛管運動をすることで血液の生成、循環を良くし、また、関節を強くすることができます。

③皮膚
 私たちの体は、皮膚によって外界と内部の境を形成しています。外界から身体を守っているのは皮膚ですから、皮膚を丈夫にすることで、健康になることができます。また、皮膚は体内の毒素を排出する機能を有しており、酸素とガスの交換条件もあります。内臓壁も皮膚の一部と考えています。

④精神
 他の3大原則を統括しているのが精神です。精神の充実によって健康が左右されるということはいうまでもありません。また、西式には精神分析図というものがあり、現在(顕在)意識と潜在意識の関係、そして、それらを脳、脊髄神経に分類し、更に、酸とアルカリの関係にまで発展させて解明しています。

今回は四大原則までの内容とし、次回六大法則の内容に触れてみたいと思います。
                                     2008.7.14
   健康管理(58) 即自然則医学

 「即自然則医学」は、反自然的な生き方を改め、人の本来ある生理を攪乱している反自然的ストレスを軽くすることによって、健康を取り戻そうとする医学である

 自然則な生き方を実践すれば、人は自然治癒の働きを高めることができる。反自然的ストレスは免疫力も弱め自然治癒の働きを妨げる。

 自然治癒はストレスに適応し、生体の恒常性ホメオスタシスを維持・回復しようとする自然の働きである。ホメオスタシスが損なわれれば、人は病気になるか死にいたるのであえる。

 「即自然則医学」は未病の医学である。自然治癒の働きを高めることによって、人は病を免れ、また、発病しても症状を軽くし、病気の進行をコントロールすることができる。
 


自然則とは、人が健康と生命を保ち生物として適応進化するために不可欠の法則である。

 12の自然則

 ①人は動物の一種族なり   ②種族保存の法則
 ③順応の法則          ④生命維持の法則
 ⑤全体性と協調性の法則   ⑥適者生存の法則
 ⑦循環の法則          ⑧非拘束の法則
 ⑨名誉心の法則         ⑩集団生活者なりとの法則
 ⑪雌雄相引き合う法則     ⑫人間は楽を好むを克服すべしとの法則

現在の新しいストレスにも、これらの人が動物の一種族であるとの原点にたち、さまざまなストレスに適応順化してきた歴史を知ることも大切であろうと思う。
                                     2008.7.7
   健康管理(57)  癌を病む心について
 
 癌で死ぬ人の数が毎年増える。恐ろしいことである。大切な年にがんで死ぬ人が多い。これだけ医学が進歩しても、癌を治す決め手がない。癌の出てくる根本がわからない。

 やれ細胞だ、やれ伝染するのだ、転移するのだといろいろ言われているが、、さっぱりわからないというのが実情のようである。

 血液学の権威である千島博士の癌についての本によると、癌は悪くなった赤血球から生まれるとある。だから血を清めよ、血の濁りが一番恐ろしい。こう教えられる。血と食べ物、血と心の持ち方についていろいろと教えられる。

 血、赤い血、赤血球、これが常に全身を駆けまわっている。身体の基本になっている。口も胃も腸も、血を造るために毎日働いている。

 心臓も血管も、血を巡らすために働く。結局全身の内蔵が血を作り、血を廻し、血を清め、血の中の不純物、有害物を除くために働く。血がすべての基本となっている。

 その血が汚れる。にごる。よどむ。これが万病の基であるともいえる。


 美しい血をつくる。これが健康の元となる。悪い血から癌が作られる。こう教えられる。もしそうだとすれば、癌を恐れるより、自分の血を清めることに努める。このことが賢明な幸せのもとになる。

 心臓、これは血のすべてが集まるところである。ここで清められてまた全身を廻る。いわば血の蔵である。だから血蔵といってもふさわしい。
 しかし心臓と呼ばれている。血のクラが心のクラと呼ばれる。血と心、この関係が何かを物語っているように思われる。

 人間の心に驚きがあれば、血が騒ぐ。怒りがあれば顔色も変る。心の動きがすぐ映るのが血である。
 拳禅一如・心身一如といわれる。身は血で造られる。
 太陽と心臓は、一秒も休むことなく働きつでける。一度も修理することなく、取り替えることなく、昼夜なく働く、何と偉大だろう、これがダーマの力である。

太陽の光が地上に一切のものの生みの親である。血も太陽の光とよく似てい。全身全ての細胞の生命の元となる。

 だから血を清めよ。血の流れをさわやかにせよ、神経の妨げるな。ここに健康、無病長寿の道がある。こう教えている。
                                     2008.6.30
   健康管理(56)  頭を良くする方法
 
 東条百合子先生の栄養学の恩師である、世界的な大豆博士といわれたミラー先生も、94歳になられても医学者として第一線で働いていました。 頭脳の働きが衰えていないからできることです。

 いのちを大切に台所が精神育成の場所。頭がいいということは、学校の成績がいいとか、暗記力があるということではなく(いらないということではない)、精神的に充実した生き方ができ、そして理解力、判断力、実行力、洞察力などが培われ、充実しているのが、本当に頭がいいということだと思います。

 脳の実質の成分はタンパク質です。
 しかし、肉がたんぱく質だからいいというわけではありません。
 実質的に脳育のためには動物性より植物性のタンパク質のほうが脳細胞のたんぱく質に近い。玄米のたんぱく質、小麦のグルテン(麩をつくる成分)、大豆、小豆、ごま、かぼちゃの種が持つタンパク質と同種なのです


 今は人工的な化学調味料が何百種類もできて、料理の面倒な手を省き、安く手っとり早く出来ることを教えました。
 でもこの化学が作り出す化学調味料は「いのち」を作り出す力はないのです。
 
 ミラー博士は、クリスチャン家庭で、生まれた時から穀菜食で肉は食べない。そして大豆の研究で、その成果はご自分の肉体を通し証明されたと言っておられます。

 脳の種々の活動にはブドウ糖が必要ですが、大事な栄養素の炭水化物からブドウ糖にするためにはビタミンB1が必要です。
 これが不足すると、神経に老廃物が溜まり、元気なく居眠りもする。
 ついに手や足がマヒしてくるそいうです。そして次々と病気のもとになってくるそうです。

 だから、白米や白砂糖のようにビタミンもミネラルもないものは、健康上マイナスで、種々の障害も起こりやすい。
 ことに脳の働きにはブドウ糖は大切なエネルギーで、B1が必要です。
                                     2008.6.23
   健康管理(55)  2種類の自律神経

 私たちの体内では、生命活動全般になくてはならないたくさんのシステムが、有機的に結びついています。

 その一つが「代謝エネルギーシステム」ですが、そのほかの代表的なシステムである「自律神経のシステム」「白血球のシステム」は、さらに緊密に結びついて働いています。ここでは、「自律神経のシステム」についてみてみます。

 自律神経のシステムがうまく働かないとイライラがつのる。
 自立神経失調症という言葉を、よく耳にします。どんな病気かというとなかなかうまく説明できなものです。
 主な症状は、息切れ、めまい、不眠、だるさ、下痢、嘔吐です。

 自律神経は自らの意思でコントロールすることはできない。
 自律神経というのは間脳がつかさどり、「自律」とあるように、私たちの意思ではコントロールできないという特徴があります。


自律神経は次の二種類の神経系統から成り立っています。
 交感神経・副交感神経

 生命活動のすべては2種類の自律神経が支配している。
 交感神経と副交感神経は2種類の自律神経が支配している。この2種
類の神経はそれぞれ相反する方向に働きます。一言でいえば
 ● 交感神経  → 興奮させる
 ● 副交感神経 → リラックスさせる

 職場で何かミスを犯してドキドキしたり冷や汗をかいたりする、運動で
全力で動く、夫婦けんかをする時などのときには、交感神経が強く働いて
います。
 一方、リビングルームで音楽を聴きながらくつろぐ、お風呂で」バスタブ
に入ってゆったりするなどのときには、副交感神経が優位に働いています

 このように、交感神経、副交感神経のバランスは、私たちの生命活動
すべてを作り出しているといっても過言ではありません。

 そして、病気もまたすべて、この2種類の神経の微妙なバランスのもと
で起こったり、治ったりするようです。

                                    2008.6.16
   健康管理(54)  免疫とは
 
 免疫と一口にいっても、いったい、どのうようなものなのか?辞書をみると、「病原菌や毒素がからだに入っても病気にかからない(かかりにくい)ような状態にあること」(新明解国語辞典)とあります。

体のバランスを保っている三つの体内システム
免疫は体内システム全体にかかわっている。免疫についてよく知られているのは、ある種の病気に一度かかったら、抵抗力がつき、もうその病気にはかからなくなるということです。
 しかし、これは免疫の一面だけの説明になります。

生命活動を営むための代表的な三つのシステムとは
①代謝エネルギーのシステム
②自律神経のシステム
③白血球のシステム

 これらの体内システムが、常に微妙なバランスの上に成り立っています。

 最も基本といってよい「代謝エネルギーのシステム」について



 代謝エネルギーのシステムというのは、一言で言うと、人間が生きて
いくためのエネルギーを消費したり、蓄積したりするシステムです。

 まず食べ物を食べることで、エネルギーを体内に取り入れます。そし
て日常生活をそのエネルギーを消費します。余分が出れば、蓄えてお
きます。不足すれば、蓄えを出して消費します。細胞のレベルに至る
まで体のありとあらゆる活動が、代謝エネルギーのシステムによって
いるのです。

たくさんの体内システムがバランスを保ち生命活動を営んでいる。
 この代謝エネルギーのシステムにひずみが出ると、エネルギーが消
費されしすぎると、当然、運動したり考えたりできなくなる。逆に、過剰
に蓄積されたら、肥満になったり糖尿病になったりします。

このように、システムとして考えると、さまざまな病気について理解す
るスタートラインに立てます。
 たんに表面に現れた症状だけを見て、それを抑えようとするーーー
いわゆる対症療法があまりにも多いのが現状ですが、見方を根本的
に変える必要があると安保先生は言っています。

                                          2008.6.9
   健康管理(53)  安保免疫学

 がんの三大療法は180度違った方向に進んでいる

 安保先生の研究室には、全国のガン患者さんから、毎日何本もの電話がかかってくという。その多くは、手術を受けたり、その後抗がん剤や放射線の治療を受けたりしている患者さんで、つらい副作用に耐えながら治療を受けているのに快方に向かわないといった、切々とした悩みが語られるそうです。  

 その時先生がアドバイスすることは、一言だそうです。

 『即刻今受けている治療をやめてください。そうして副交感を刺激する生き方をすれば、1~2年みしないうちにがんは治ります』

 先生は、誰もが信じてきた(三大療法)「手術」「抗がん剤」「放射線照射」は、すべて間違っているといいきります。

 さらに、これらの三大療法はいずれも、免疫システムを抑制する方向にあることに大きな問題があるといいます。

 「免疫」。これは、体の異常を監視して体を守り、また異常が発生した時には治そうとする力をコントロールするシステムです。
 したがって、免疫力さえしっかり発揮できる状態を保っていれば、ど
んな病気とも戦えるのです。

 がんでも同じことで、免疫力を高めることで治すことができ、予防にも
つながるのです。

 がんを治す4カ条を日常的に実践すること

1、ストレスの多い生活のパターンを見直すこと。
   目標の7割を達成すればよしとすれば精神的なストレスはたまら
   ないし、肉体的にも負担がかからない。
2、がんの恐怖から逃れる。
   がんは決して怖いものではなく、がん細胞はむしろ弱い細胞で治
   そうという心構えが大切。
3、免疫を抑制するような治療を受けない。(あるいはやめる)
   間違った方向に進んでいる三大療法では、がんは決して治らない
   、時には悪化させすらする。
4、積極的に副交感神経を刺激する。
   玄米や食物繊維を多くとりましょう。また小魚や小エビ、発芽食品
   を食べましょう。
                                   2008.6.3
    健康管理(52)  病気はすぐ治る 
 
 がん・慢性の難病・アレルギーも怖くない。生きかたを変え、免疫力を高める生活で、どんな病気もすぐ治る!とおっしゃるのは、安保 徹 先生(新潟大学大学院医歯学総合研究科教授)である。

 ほとんどの病気は、免疫力を高めることで予防できるし、治すこともできる。『免疫』という、体を守るメカニズムの側面から見直すと、さまざまな病気が引き起こされるプロセスがくっきりと浮かび上がりました。

 そして、治療方法も予防方法もわかってきました。『現在医学への疑問符』それが、今注目されている『安保免疫学』です。

 信じ込んでいたがんの原因は間違っていた。
新聞やテレビなどでは、毎日のように、さまざまな有害物質について報道されています。
 自動車の排気ガス、紫外線、たばこ、種々の食品添加物、化学物質、こうしたものの中の多くに、ガンを引き起こす発ガン物質が含まれているといわれています。
このような物質の刺激に長い間さらされて遺伝子に異常が起こると、
ガンが引き起こされるーーー。このようなことは、ある意味で私たちの
頭の中では常識のようになっているがんの原因が、実は別のところ
にあるとしたら『現在医学は、誤った方向に進んでいる!』
どきりと
させられる指摘をするのは、新潟大学の安保徹先生です。

 東北大学医学部で医学を修め、米国で免疫に関する研究を進めた
安保先生は、2000年には胃潰瘍が胃酸によって発生する、あるい
はピロリ菌が原因であるという従来の定説を覆すなど、世界的な
免疫学者
として注目されています。

 そのほかにも、例えば、タバコが肺がんの原因である、といわれて
います。しかし、今日、喫煙率は年々低下しているはずなのに、それ
とは反対に、肺がんによる死亡率はどんどん高くなっている。これをど
う説明できるのか。さらに喫煙者の高い日本よりも、低い欧米諸国の
ほうが肺がんによる死亡率が高くなっています。

 これから少し、病気にならない生き方、病気になってもすぐ治る生き
方について、学んで生きたいと思います。
                                   2008.5.26
    健康管理(51) 現在の『食養訓』

 今日日本の状況は、諸外国と比べると食物あるいは料理は、ものすごく多様化し、朝は日本食、昼は西洋食、夜は中華食と言うぐあいで、168ケ国中145番目の外国食依存型となってしまった。

 食に対する日本人の考え方や実践も、諸外国とは比較にならないほどバラエティを見せ、食物、料理の世界のショウウインドウと化している。

 しかしそれらの考え方や実践をよく見てみると、どうしても食養の始祖・石塚左玄にぶつからざるをえない。

石塚左玄の考え方の根幹をなす5つの原理
  《その原理を貫くものは食養修養即ち『食養』である》
 ①食本主義(食物至上論)
 ②穀物主義(人類穀食動物論)
 ③風土食論(身土不二論)
 ④一物全体食論(自然食主義)
 ⑤陰陽調和論(均衡食主義)


 この5つの原理から、各人が健康法を考え実践していく必要がある。

 生物には、使えば発達し、使わなければ退化するというラマルクの
生理上の原理
がある。楽をしたいという欲望を満たせば、必ずそこに
は退行現象が起こる。
 骨は細くなり、貧血し、筋肉は痩せ、生理機能は低下し、防衛力・免
疫力・回復力は減退する。

 そして、楽をしたいという人間の弱い心にムチ打つのが、食養とか、
修養とか鍛錬であり、勉強とか努力である。

 これによって大脳の辺縁皮質が強化され、さまざまの逆境・病気に対
して耐える力が出るようになる。
                                    2008.5.19
    健康管理(50)  少食の効用 

 現在の大きな社会問題にまでなっているアレルギー疾患、特にアトピー性皮膚炎と腸について、興味深い話がありますので、ここに紹介したいと思います。

 甲田光雄先生は、これまで多数のアトピー性皮膚炎に悩む患者さんに接して気がついたことは『大食漢』が多いということだそうです。

 大食のために、やはり宿便が大量に渋滞し、腸管内で異常発酵や腐敗が続き、そのために産生された有害物やガスのため消化と吸収も異常となり、これを体内に吸収されてしまうことになるようです。

 このような有毒物(タンパク質やポリペプチド)は人体にとって栄養素にならず、異物(アレルゲン)となりますから、速やかに処理し体外に出す必要があります。

 そのために抗体ができて、ここに抗原抗体反応が起こります。
こうしてアトピー性皮膚炎が発症してくるそうです。

 もし少食を守るならば、たとえアレルゲンとなっているもの、たとえ
ば大豆や豆腐などを食べても、症状は悪くならないそうです。

 なぜなら、大豆蛋白でも少量ならば、腸内で完全に消化分解され、
アミノ酸となって腸壁から吸収されるからアレルゲンとはならないから
です。

 断食と少食の継続で腸管内に渋滞していた宿便をを排泄し、胃や腸
管に出来ていた傷なども治り、その結果健全な粘膜に復帰すれば、犯
人(アレルゲン)は中に進入できなくなります。

 したがって、犯人を捕捉する警備員(抗体)を増員配置する必要がな
ってきます。食物の消化と吸収が正常に行われるようになれば、厄介
アトピー性皮膚炎も完治に向かうというわけです。
                                    2008.5.12
    健康管理(49) 宿便の腐敗

 《宿便の腐敗》健康になるために大事なことは、自分の胃腸の処理能力を知ることだといわれます。

 しかしこれが知らないというか、難しいというか、ほとんどの人が毎日のように過食に食べ続けるわけですから、処理しきれない食物残渣が腸管内に渋滞してくるのは当然です。

 そして、その宿便は、腸内微生物などにより盛んに腐敗と発酵を繰り返し、その過程でガンの原因になるような有害なものが産生されるそうです。

 また膨らんだ腸管は風船だまのようになって、蠕動運動を活発に行うことが困難となってきます。

これが、いわゆる「腸マヒ」だと東洋医学でいわれています。
脳卒中の発作、心筋梗塞、気管支喘息なども、これら腸管内の腐敗・
発酵が関連していることは間違いないようです。

 従って、腸マヒこそが万病を引き起こしているといっても過言ではな
いようです。

 要するに、自分の胃腸の処理能力を超えて、食本能に振り回さ
れて食べ続けた結果、宿便が腸管内に渋滞し、いろいろな病気
となっている
ようです。

 この宿便を排泄する最もよい方法が断食であり、少食です。

                                    2008.5.5
    健康管理(48) 宿便の効用 2
 
 《宿便は万病の元》と言われていて、一般の常識として、宿便とは腸壁にこびりついた古便で、時には一年二年あるいは数年にもわたって停滞している場合もあると考えられています。

 しかし、腸の粘膜上皮は新陳代謝が活発で三日間くらいで脱落し、新しい上皮細胞に入れ替わります。

 また、腸管内には百兆にも及ぶ細菌微生物が常在しており、それらが分泌する諸酵素によって食物残渣などは盛んに腐敗や発酵し、刻々分解されています。

 また、これまで食物繊維は不消化で人間の腸管内では分解されず、のまま体外に排出されると信じてきました。 
 





しかし、最近の研究では、主として嫌気性菌によって結構分解され、
酢酸やプロピオン酸などの短鎖脂肪酸となって吸収され、私たちのエ
ネルギー源として利用されていることがわかってきました。

 ですから、宿便なるものは、数年にわたって腸管内にそのまま停滞す
ることはありえません。

 従って、甲田光雄先生は、宿便とは『胃腸の処理能力を超えて負担
をかけ続けた場合に、腸管内に渋滞する食物残渣や細菌類などを
含めた腸管内容物』
と定義しています。
                                    2008.4.28
    健康管理(47) 少食の効用 
 
 少食の四愛(甲田光雄先生)

 健康長寿を望むものは腸内環境が清浄でなくてはならないというが、健全な腸内細菌業の生存を可能にする条件は少食を守ることだといいます。
  少食は有益な腸内細菌業を生かす、愛の行為だといっています。

 ②少食によって清浄な血液を造り、その清浄な血液を各細胞に供給してやり、生き生きして各細胞が本来の機能をフルに発揮できるようにしてやることは、立派な愛の行為であるといいます。

 地球上の一方では過剰の栄養で病人が続出し、他方では飢餓で失っています。その解決策として、一食献上の供養をすれば良いという。食事に一部でも難民への供養に回す。なんと美しい愛でしょう。




朝食代の平均を352円とすると、日本中の人が朝食抜きを実行す
るだけで実に12兆8千億が節約できるものです。この金額をもし国民
の福祉に使ったら、日本は世界一の福祉国家になります。


 《空腹時に活発になる排泄機能》
 
 神戸大学の喜多村教授は、断食によってβーBHCの排泄が高まる
のを認められました。このように農薬に限らず、生体は飢えると、その
排泄機能が高まり、いろいろな老廃物を積極的に排泄する
ので、
血液がそれだけ清浄になるわけです。
                                     2008.4.21
    健康管理(46) 健康の原点 1

 免疫力は食事の量と密接な関係があり、少食にすると活発に機能し、年老いても衰えないということが解ってきたようです。

 したがってガンで死なない為には、やはり小食の習慣を若い頃から身につけておく必要が有ると思います。

 九州大学の久保千春先生の、自己免疫疾患発症ネズミという特殊なネズミを使った研究報告では、カロリー制限(少食)すると、寿命が2倍になり、脂肪摂取量を制限すると3倍になりました。

つまり、寿命に影響を及ぼす最大の因子はカロリー、二番目は脂肪ということです。



少食にするといっても、タンパク質の量はどこまで減らして良いかと
いう疑問が残ります。

 これについて、琉球大学医学部の山本茂先生が注目に与えする研
究成果を報告されています。

 摂取するタンパク質の割合と感染に対する抵抗力の関係では、タン
パク質7%の群が最も死亡率が低く、タンパク質の摂取量が最も多
かった40%の群が死亡率が一番高くなったそうです。

 「タンパク質を多くとって元気に」というキャッチフレーズが正しい健康
法ではないということを知らねばならないようです。
                                    2008.4.17
    健康管理(45) いのちの大切さ 2

 人間だけの平等思想からさらにもう一歩進めて、動植物の命も大切にしなければ本当の健康は得られないようです。

 一匹のイワシも一個の卵も、やはり同じ命としてこの世に存在する資格を与えられているはずです。
 ですから、私たちはこの大切な命を頂いて生かされているのだという考え方で食事をすることが、健康法の最も大切な基本となっているようです。

”できるだけ殺傷しない”という愛と慈悲の具体的表現である小食こそが、じつは健康法の秘訣となっているところに、偉大なダーマの配慮を感じるとることができます。


 結局、幸せになる道は一つ、即ち飽食・美食という「いのち」を粗末
にする生活から、小食という愛と慈悲の食生活へと悔い改めることで
す。

 最近になって現代医学でも、小食の延命効果についての研究成果
が報告されています。

 1930年代のマッケイに始まって、1960年代にはベルグやロスなど
の専門家が、ネズミに与える餌の量を満腹の60%くらいに減らすと
、病気にかかる率がぐんと少なくなり、且つ満腹ネズミより寿命が延び
るということを証明したわけです。 私たちも気をつけたいものです。
                                     2008.4.7
    健康管理(44)  いのちの大切さ 

 命がこの地球上に発生してから30数億年、その間に幾度か環境の激変に遭ったことでしょうが、私たちの祖先は見事にそれに適応し、万物の霊長と言われるまでに繁栄する基礎を築いてきました。

 したがって、この身体は、私たちが自然の法則にかなった生活をしている限り、そう簡単には滅び去ることはない様に出来ているはずです。

 それにもかかわらず、現在のような病人の続出と言う有様は、私たちがよほど自然法則から逸脱し過ぎた生活を続けてきた結果でしょう。

 その中でも最大の要因は環境汚染ではないでしょうか。今こそ我々は今まで歩んできた自分たちの道を反省しなければなりません。



 そして、まず私たちが真っ先に改めなおさなければならないのは、
のち
を大切にするという基本から出発することだと思います。

 自分さえよければ他人の命などどうでもかまわない、という自己中心
的な行為によって、今度は自分の命までもが危ないという時代になっ
ています。

 私たちが本当に健康になろうと思えば、自分の命だけでなく他人の
命も大事にしなければならないということを身に染みて感じとることが
必要なのでしょう。
                                     2008.3.24
    人生訓話(49) 悩み苦しみをかみ締める     
 
 人生を深く生きるということは、自分の悩みや苦しみの意味を深くかみ締めることによって、この苦しみは、必ずしも自分ひとりだけのものではなくて、多くの人々が、同じように悩み苦しみつつあるのだということが分かる様になって来ると思います。

 そうなれば、そこからの脱却の道も生まれてきます。深く意味をかみ締めることにより、解決の道が必ず見つかるものです。

 人間の真の強さというものは、人生のどん底から起ちあがってくる所に、初めて得られるものだと思います。人間もどん底から起ちあがってきたきた人でなければ、真に偉大な人とはいえないのかもしれません。



 これに反して、人生を浅く生きるということは、自分の苦しみや悩み
を、ただ自分ひとりだけが悩んでいるもののように考えて、これを非常
に仰山なことのように思い、そこから、ついには人を憎んだり怨んだり
て、あげくの果てには、自暴自棄に陥るわけです。

 真に偉大な人格というものは、決して自分自身を、偉大であるな
どとは思わない
でしょう。
 なぜならば、現在自分の味わっている苦しみを、単に自分一人だけ
のものとは思わず、世の多くの人々が、自分と同様にこのような苦し
みを味わっていることを深く知っているからです。
 すなわち真に偉大な人というものは、つねに自分もまた人生の苦
悩の大海の裡に浮き沈みしている、凡人の一人にすぎないという
自覚
にたっているからです。
                                      2008.3.18
    人生訓話(48) ありのままの自分を見る

 お釈迦様の教えに「ヴィパッサナー」と呼ばれる心の訓練法があります。意味は「いつも目覚めて心をよく観る」という意味です。

 ヴィパッサーの実践法は、何をしていても、どんなときでも、今の自分に気づいていくことです。呼吸をする、歩く、立つ、座る・・・。一つ一つの動きに意識を集中し、体を観察することから始めるといいらしい。

 最も早くリラックスする方法は呼吸に意識を向けることです。体全体が呼吸をしていることを感じるのです。心の目で、体のふくらみと縮みを観るのです。それから立つ、座る、歩くを観察します。

歩行の祭には、一歩一歩、左右良く確認して歩きます。それから心を鎮めて座ることに意識を集中します。いわゆる瞑想です。

 きっと、いろんな心配事、妄想が頭に浮かび、嫉妬や怒りなどによって心に乱れが生じるでしょう。私たちは日常生活の中でいろんな外部の情報をインプットして頭を酷使しているからです。


 ポイントは、体の感覚を丁寧に味わう事です。たとえば呼吸をする
ときには、吸う息と吐く息を、体全体で味わうのです。
 あまりにもシンプルでつまらなく、どこかへ逃げ出したくなるかもしれ
ません。しかしそこから逃げ出さずに「今、ここ」に意識を集中し、その
状態を保ち続けていれば、いつの間にか驚くほど心が成長しています。

 体の動きと心の動きが一体になることが重要なのです。一人が落ち
着いてくると、その波動によって他の人も落ち着いてきます。心の
エネルギーが伝わっていくのです。

 息を吸う、吐くという呼吸の動きを一つ一つ味わい、楽しむことが出
来れば、それは人生を楽しむことにも通じます。しかしこれを修行だ、
訓練だという思い出実践したら楽しくありませし、気づきも生まれませ
ん。

成長は自分では気づかないものです。ちょうど植物の成長のような
ものです。種から花が咲くまで、瞬間瞬間にはわかりませんが、確実
に花は咲いていくのです。
                                      2008.3.12
     人生訓話(47) 森信三魂の言葉(3月

 森信三先生の魂の言葉を紹介します。素晴らしい言葉です。
●絶対必然
 いやしくも我が身に起こる一切の事柄は、すべてがこの私にとっては絶対必然で有ると共に、また実に絶対最善なのであります。
 この絶対必然即絶対最善とは、我が身に降りかかって、逃れようの無い出来事の一切も、神の目からは、この私にとって絶対最善なるゆえに下したもうたものゆえ、回避しようなどと思わないで、それらすべてをお受けしなければならないということです。

●「出逢い」の哲理
 「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに・・。」
 これは「出逢い」の内に秘められた、神意というか、天意の恵についてその哲理の表現でありますと共に、一見、偶然とみられる事柄も、すべて必然性の作用によるということです。


●生きがいのある人生
 この世において何が一体幸せな生活か、それを一口で言ってみます
と、それは生きがいのある人生を送ることだといえます。
では「生きがいのある人生の生きかた」とはどういうものかと考えますと
①自分の天分を出来るだけ十分に発揮し実現すること。
②今ひとつは、人のために尽くすこと。
この二か条は、人生の生き方の最も根本的な二大原則であります。

 森 信三 先生
 明治29年9月23日、愛知県に生まれる。三歳にして半田の森家に養
子として入籍。半田小学校高等科を卒業後、小学校教師より身を立て
、向学心やむなく広島高等師範に進み、京都大学哲学科大学院終了
。大阪の天王寺師範の教諭13年勤めた後、満州の建国大学教授に
就任。異国にて終戦を向かえ帰国。祖国再建を念願とし全国行脚。そ
の間、神戸大学教授(7年)海星女子大学教授(16年)をつとめつつ執
筆活動。全集33巻をまとめる。
                                      2008.2.29
     人生訓話(46)  苦行と養行

 少林寺拳法は養行である。もう一つの考え方の養行を皆さんはどう思いますか。塩沼亮潤さんの考え方をここに紹介します。

 「お釈迦様は、苦しむだけではいけないと否定されたのに、なぜ千日回峰行のような苦しみの中に、あえて自分を追い込むのか」という質問に対し、お釈迦様は「苦しんだ者が偉い」という考え方を戒められたのではないかと思う。

 お釈迦様も大変な苦行をされました。その土台の上に、ある日、あるとき、大きな気づきと言う悟りに出会ったのだと聞いている。
 おそらく行というものは、普段私たちが住む世界から、厳しいほうへ厳しいほうへと自分自身を追い込んでいくものなのでしょう。しかし、食べなければいい、飲まなければいいと突き詰めれば、行は死に至ります。

 お釈迦様は、決して死を目指してはおりません。確かにもうこれ以上苦行した人はいないといわれるほどの難行苦行をされたそうですが、お釈迦様はそんな苦行時代に、苦しみすぎて無くなっていった仲間たちを多く見たと聞いています。
 そこで、行の行き着く先は死であってはならないと教示してくださったのではないか。人は死んでしまっては意味がない。
 死ぬ為に行ずるのではないのだ、と。そこでお釈迦様は考えを変えられて、苦行を否定され、違う生き方を目指されたのではないでしょうか。という。



 これを養行の道というのは賛否を呼ぶところで有るが、苦行は即ち
死を意味するという考え方からすると死ぬほどの行は良くない。無理を
しては駄目。無理しなくてなくてよいという考え方。無理は